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日経平均と為替の見通し ~ 2008年年末の陣

 最近は出張やらでこの分野が疎くなってきました。よって、この連休を使ってちょっとだけ勉強しました。それにしても劇的に変動しすぎですよね。雨上がりのワンちゃんが接している出版業界や建設業界は、以前から不況が続いているので今さら大した実感はないんですが、世間一般はどうなんでしょうね(?_?)

 ここまで製造業の調子が悪いと、自治体の法人税収入も大幅に落ち、不況に強い公務員ハズの方の賞与にも影響するんではないでしょうか。雨上がりのワンちゃんが勤めている会社は、多分若干の賞与が出ると思うんですが、今のところ物を買う予定はないです。正確に言うと、買いたい物は既に予算を引き当てています。さらに正確に言うと、甲子園の年間指定席が当たったら、話は別です(^_^;)。

 というわけで、現時点でいくらか分からない賞与を全額投資に振り向けるために、ここに備忘録として今後の傾向と対策を書きたいと思います。当然ですが、投資は自己責任の世界ですので、ここに書いたことを真似して損失が出ようと、雨上がりのワンちゃんは補償しませんよ。それと、個々人により投資環境は異なるため(ex.雨上がりのワンちゃんはFXを使わない)、その点も考慮してください。あと、自分しか分からないような略語も使いますので。

 これを書こうと思ったのが、出張時に羽田空港のラウンジで某週刊誌を読んだのが発端です。そこには、日経平均株価と為替(対米ドル)がどこまで突き進むのか、22人の識者に聞いた結果が掲載されました。その時、荷物を全て預けていて筆記用具もなかったので、慌てて携帯に結果だけを打ち込んだ次第です。そもそも、今後の予測なんて正確に当てられるハズもなく、過去の定量的な分析結果と専門家のソレっぽい主張を基にするしかないと考えています。そこで、その結果をご覧いただきます。

(1)為替

Photo_2

 集計結果を上図のとおりです。あともう一声の円高の山があるようです。為替というのは相対的な取引なので、ものすごく単純に言うと、日本の国力が落ちていても、相手国がさらに国力が落ちていれば、円高になります。現在はサブプライムローンの影響が比較的少ないので円高になっていますが、輸出産業で儲かっている日本にとって、外需が落ち込むと致命的です。また、今はキャリートレード(一時期話題になりましたよね)の揺り戻しが起きていますが、そろそろ落ち着く可能性もあります。となると、円高もそれほど長く続かない可能性もあります。

通貨 最高値(/円) 最低値(/円) 下落率
米ドル 123.82 93.03 -24.9%
ユーロ 169.46 116.47 -31.3%
英ポンド 250.34 137.75 -45.0%
豪ドル 107.66 56.04 -47.9%
スイスフラン 104.51 76.29 -27.0%
カナダドル 124.42 72.25 -41.9%
ニュージーランドドル 96.82 48.83 -49.6%

 上表は、サブプライムローン問題発覚前後の為替の変動幅を表したものです。これを見ると、サブプライムローン発祥の地、米ドルの下落率が最も低くなっています。これはなぜか分かりますか?

 雨上がりのワンちゃんは、主に3つの要因があると思っています。1つは、上記のキャリートレードの揺り戻し。次に、日銀の市場介入。これは輸出産業を救うため、やむを得ない判断だと思います。もう1つは、サブプライムローン問題より他国の投資バブルが弾けた影響が大きいからです。ヨーロッパではアイスランドが好例ですし、資源高で大金を得た非先進国が、自国の産業に振り向けずに投資に突っ込みすぎたのが失敗でしたね。

 雨上がり家の資産特性として、ユーロの手持ちが少ないことが挙げられますので、時間分散を図りながら、100ユーロずつMMFを購入したいと思います。

(2)日経平均

Photo_3

 やはり7,000円あたりが下限値のようです。前回の7,163円が最安値だったと主張される方もいらっしゃいます。私は1日の約定代金の合計額が10万円までだと手数料が無料なので、7,000円近くまで下がってきたら、ETFの1306を日を分けて購入したいと思います。

インデックス 最高値(/円) 最低値(/円) 下落率
TOPIX 1789.38 746.46 -58.3%
Russell 3000 INDEX 906.48 427.83 -52.8%
MSCI Europe 139.399 63.85 -54.2%
MSCI Emerging Markets 1338.487 454.34 -66.1%

 これまた、サブプライムローン問題発覚前後の変動幅を表した表です。上から、日本、アメリカ、欧州、非先進国を代表する株価インデックスです。これまたアメリカが予想外の健闘を見せています。それに比べて日本は下がりすぎの感があります。これとPERやPBRの指標から、日本株は今スグにでも急上昇するような意見もありますが、これには異を唱えたいですね。

 PER(株価収益率)=株価÷一株当たり当期純利益、PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株あたり純資産額で表される中で、分子が小さくなっているため、これらの指標が小さく出ているわけですが、問題は分母です。これらは(修正がなければ)前期の決算発表時における確定値または予想値が用いられます。つまり、今後決算が発表されるに連れ、分母も小さくなり、指標としては妥当な数値に落ち着く可能性があります。

 次の決算発表時期、つまりはメインは年度明けになりますが、それまでは市場がこれらを見越して、それほど株価は上昇しないような気がします。それで、決算発表の結果を踏まえて、ネガティブサプライズかポジティブサプライズで株価が一気にブレると思われます。

 「頭と尻尾はくれてやれ」という投資格言があります。最高値と最安値を掴むのは困難なので、ほどほどのラインで妥協した方がよいという意味ですが、これを念頭において、とにかく少額ずつ時間を分散して購入し、リスク(価格の大幅変動)を減らしていきたいと思います。

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